alacantonade

精神分析と映画をめぐる読書案内

2012-07-23から1日間の記事一覧

セルジュ・ダネーのフィリップ・ガレル論

*Serge Daney : Ciné journal, 1986, Cahiers du cinéma. セルジュ・ダネーは傷だらけの批評家である。彼が批評家として活動していた時代は、映画がかつてなく不毛な時代であった。それ以前に、彼の世代そのものが深い政治的な挫折を味わっていた。さらに不…