alacantonade

精神分析と映画をめぐる読書案内

2015-02-15から1日間の記事一覧

セルジュ・ダネー評論集 La maison cinéma et le monde を読む(その14)

承前。レスリー・スティーヴンスの「Incubus」にはドキュメンタリー的な価値は皆無だが、そのことを逆手にとれれば斬新で感動的な映画になっていたかもしれない。「Incubus」には二本の映画(ファンタジー、ホラー)がつまっているものの、そのいずれもが失…