alacantonade

精神分析と映画をめぐる読書案内

2015-03-02から1日間の記事一覧

『明晰な作品』:ジャン=クロード・ミルネールのラカン論(その4)

*Jean-Claude MILNER : L'Œuvre claire ; Lacan, la science, la philosophie, Seuil, 1995. 承前。言語が主体の代理(tenant-lieu)であることは、スターリンもヤコブソンも気づかなかったラカンのオリジナルである。ラカン的な構造主義の意義はここにある…