alacantonade

精神分析と映画をめぐる読書案内

2015-01-01から1年間の記事一覧

セルジュ・ダネー著作集を読む(3)

「カイエ」に新作のレビューとしてはじめて書いたのがタシュリン=ルイスの『底抜けオットあぶない』について。ジェリー・ルイスのフランスにおける受容、とくにその映画の政治性の意義についてはわれわれのバックナンバー「二つのジェリー・ルイス論」を参…

セルジュ・ダネー著作集を読む(2)

*Serge Daney : La maison cinéma et le monde, tome 1, Le temps des Cahiers, 1962-1981, P.O..L., 2001) Visage du cinéma 創刊号に掲載された『リオ・ブラボー』論につづき、同じ雑誌の第2号(1963年)に『暗黒街の顔役』についての短い文章がある。「…